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100年前の論文、実際に造ってみました。

杉錦 試験醸造「百年前ノ問」

昔の研究に、いまの酒造りのヒントがある。
近年の夏の高温で、米が溶けにくいことが酒造りの課題になっています。そこで読み直したのが、江田鎌治郎らによる1926年の「濃醇配合清酒醸造試験」。原因は違っても、問いは同じ。「溶けにくい米から、どう濃醇な酒を造るか」。100年後の2026年、杉井酒造でその仕込配合をもう一度試しました。

最後の仕込みに、麹を入れない?
通常は初添・仲添・留添の三段に分ける麹を、前半に集中。初添に多く使い、仲添で使い切り、留添には入れません。早い段階で米の溶解と糖化を進め、厚みのある味わいを目指す仕込みです。

濃いのに、数字ほど甘くない。
出来上がったのは、旨味と酸がしっかり感じられる濃醇な酒。日本酒度は±0前後でも、数値から想像するほど甘く感じません。同時期の江田の記録にも、よく似た味わいの記述が残っています。100年前の言葉を、今度は自分の舌で確かめる。常温から熱燗まで、お好みの温度でお楽しみください。 2026年 10月5日発売開始。

「百年前ノ問」の詳しいご案内・商品情報(PDF)

投稿日時:2026年9月18日(金)│
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