米の花を紡ぐ物語 2022BY
「米の花を紡ぐ物語」は静岡県立藤枝北高校の活動「北高ストア」の商品として開発されたお酒です。志太地区の水田から採取した天然糀菌より安全性、酵素力テストに合格した菌を使い、高校生も醸造の手伝いをして造りました。
ネーミング、レッテルも高校生の手によります。教育活動の一環として高校生たちの創造性や企画力、チームワークを育むとともに、原料米に地元の酒米「誉富士」を使い、地域の醗酵文化の一層の発展と地域経済活性の一助になることを目指しています。
酒、みそ、醤油などの日本の醸造食品に不可欠な麹菌を製造販売する会社は全国規模で商売をしている主要な会社が6社ほどあります。全国ほぼ全ての日本酒、味噌メーカーはこれらの会社が製造した優秀な種麹で醸造をおこなっています。種麹を販売する商売の歴史は古く室町時代にはすでに種麹屋があったといいます。麹の起源は稲穂についた麹菌であったようで、昔は各醸造所でそれぞれ独自の麹菌を保存していたようです。今回の企画は昔に戻って独自の起源をもつ麹で醸造をおこなってみたものです。
今年の酒もリンゴ酸を高生産する酵母( きょうかいNo28)を用いて速醸仕込みで仕込みました。豊かな酸味と甘みが特徴です。
2023年3月末をもちまして終売となります。
酒造年度 | 2022BY | ||||
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日本酒度 | -7.5 | ||||
酸度 | 3.1 | ||||
アルコール分 | 14.3% | ||||
原料米 | 静岡県産誉富士76% 富山県産五百万石24% |
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精米歩合 | 70% | ||||
使用酵母 | きょうかいNo28 | ||||
税込み小売価格 |
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