商品一覧

限定商品

エドノアキザケ

その名の通り江戸の秋酒をイメージして造ったお酒です。

当時のお酒は現代の酒と比べて、乳酸菌の働きが強かったため、酸味が2~3倍高いといわれています。当時の製法や味を完全に再現しようとすると造られた酒の品質は担保できず、正確に再現されたとしても現在の我々にとっては不味い酒となってしまいますので、現代の技術を用いて当時の雰囲気をうまく再現する事を目指しました。

焼酎で利用される白麹を使用する等かなりイレギュラーな方法を取りましたが、味としては特徴的な酸味がありつつも、綺麗にまとまった味わいとなっています。

■飲み方
冷酒、燗酒どちらもおすすめ

■ペアリング
旬のサンマやてんぷら

酒造年度 2020
日本酒度 +1.3
酸度 2.5
アルコール分 14.5
原料米 誉富士
精米歩合 70%
使用酵母
税込み小売価格
1,800ml ¥2,860
720ml ¥1,430

やなぎかげ

山廃純米酒と味醂をブレンドし12年熟成させたリキュールです。日本酒はそれだけで味が完成されていて、ブレンドする事は珍しいですが、この度味醂と合わせてこの商品を造ったのは理由があります。

現在は味醂は調理で使うのみで お酒として楽しむことはありませんが、江戸時代は味醂は高価な酒とされていて、甘味があるので下戸の女性にも好まれていました。しかし味醂が”味醂風調味料”として大量生産されるようになると味醂は直で飲むには値しないおいしくないものだというイメージが広まり、それに伴い味醂が酒として飲まれなくなってきました。日本酒離れは三増酒という粗悪な酒を製造しすぎ、日本酒は不味いというイメージがついてしまったから起きた、とよく言われていますが、味醂に関しても同じで味醂風調味料が味醂の不味いイメージをつくってしまったと考えています。

そこで、今一度この商品を通して味醂本来の豊かな味わいを知って頂きたい、そして日本酒はブレンドしても美味しいという事を理解してもらいたいと考えこの商品をリリースしました。


■テイスティングノート
味醂の甘さが山廃純米の酸味とうまく調和
12年熟成に恥じない深みのある味わい
特徴的な香り:はちみつ


■おすすめの飲み方
デザートワインのように食後酒として冷やして
フルーツやチーズと合わせて

■受賞歴
フェミナリーズ世界ワインコンクール リキュール部門 銀賞

酒造年度 2007
日本酒度 -97
酸度 2.5
アルコール分 16
原料米
精米歩合
使用酵母
税込み小売価格
720ml ¥1,760

山廃純米 にごり酒

 今年も新酒のにごり酒を発売いたします。新酒らしい香りと味わいのある辛口純米酒で、割水、一回火入れで常温流通が可能です。+11程度の辛口でアルコールは14%程度の予定です。にごり酒も甘口、辛口、原酒、生酒などいろいろなスペックが可能ですが、食中酒として考えた場合 割水、火入で引締まった味がベストだと考えてこの形にしました。

 にごり酒は米のかけらが酒に残っている事から舌のうえにざらついた物理的な感触があります。

それが同じく物理的な感触である辛味のある料理と相性が良いようです。普通は日本酒と合わせる事は考えないカレーや辛いマボー豆腐のような料理と合わせておいしく飲めます。辛いお料理以外では基本的に味は濃いめでコクのある味わいやクリーミーなものとの相性が良さそうです。

 昨年フランスで開催された「蔵マスター」の審査会には「にごり酒」部門がありました。トップ2に選ばれたお酒をシャングリラホテルで味わう機会がありましたが、現地のソムリエはチョコレートソースのデザートに合わせて辛口のにごり酒を出しました。デザートの甘味を和らげるように調和しておいしかったです。

  醸造学の坂口謹一郎先生の著書「古酒 新酒」だったと思いますがにごり酒にふれているところがあります。 この本は日本酒の味が現代のように多様化していなっかた1970年代の本ですが、日本酒の在り方の一つとしてにごり酒の可能性を提案していました。そして味噌汁を濾過し澄まして飲んでみるとなんとも物足りない味になってしまったという実験が紹介してあります。味噌汁でもにごり酒でも液体の中にある粒子が味覚の一部として味わいに重要な働きをしているという実例です。

                

酒造年度 2020BY
日本酒度 +11
酸度 1.5
アルコール分 14.0
原料米 誉富士
精米歩合 70
使用酵母
税込み小売価格
1,800ml ¥3,080
720ml ¥1,540

杉錦 山廃純米 秋あがり

 「杉錦山廃純米秋あがり」は山田錦の改良品種である静岡県の酒造好適米“誉富士”を70%精米にして山廃造りで仕込みました。

 現在主流の淡麗辛口や吟醸香のある酒質を実現するには、60%程度まで精米するのが一般的ですが、この酒では純米酒としての味わいの深さやコクを第一に考えて60%までは磨かず70%精米にしました。

 酒造の教科書によると、玄米に含まれる酒造りに望ましくない成分である蛋白質や脂質は精米70%で大半が除去されます。その為70%精米が酒造りのスタンダードという時代が長かったように思います。70%精米で良い酒を造るのが技術の見せどころであり、また原料米を無駄なく使うことができるという側面もあります。

 具体的な造り方としてまず麹米は10kgずつを限定吸水で洗い、蒸し後は麹室で乾かしてから少量の種麹を振って長時間かけて育てる吟醸型の麹にしました。日本酒度+10、酸も1.5あり辛口です。一回火入れビン貯蔵ですが、夏を越して生酒的な香りは消えて落ち着いた香味になっていると思います。酒造好適米で造った酒は、一般的に普通米の酒に比べアミノ酸が少なく、きめの細かい甘味が出るようです。成分的には辛口の範ちゅうですが、口に入れると甘みと山廃的な丸味があります。杯を重ねても甘すぎず飲み飽きしない酒だと思います。

 

酒造年度 2019BY/1.8㍑  2020BY/0.72㍑
日本酒度 +12
酸度 1.4
アルコール分 15.5
原料米 静岡県産誉富士 
精米歩合 70%
使用酵母 きょうかい701号
税込み小売価格
1,800ml ¥2,750
720ml ¥1,320

山廃純米 古式仕込2017BY

 藤枝北高校の生徒たちが採取した”天然麹菌”を使った酒の第二弾です。今回は「サッカロマイセス・エド」という明治時代初期に分離された秋田今野商店の酵母菌を使った山廃純米にしました。

 選抜を重ねた現代の優秀な麹菌と酵母を敢えて使わず、天然麹菌と昔の酵母をつかった山廃純米酒という事で”古式仕込”と銘打ちました。

 糖化力の強くない昔の麹菌と、エステル製成の少ない昔の酵母では吟醸香の高い酒質は実現できないのですが、現代の洗練された酒とは異なる味わいを期待して造りました。

2016BYは2018年1月ころ売り切れになり2月より2017BY新酒を出荷しています。この酒は熟成させておいしくなるタイプなので夏を超えてからが飲み頃ですが、高い酸味とボデイのある味わいが新酒でも楽しめます。

 

 蔵元ブログ「天然麹と古い酵母の酒」2016年5月15日も参照ください。

酒造年度 2017BY
日本酒度 +7
酸度 2.4
アルコール分 15.3
原料米 麹米 誉富士

掛米 ひとめぼれ
精米歩合 70%
使用酵母 サッカロマイセス・エド  (秋田今野商店)
税込み小売価格
1,800ml ¥2,640
720ml ¥1,320

生もと純米初搾り 2020BY

  今年の仕込の第一号、2号の生もと純米酒を割水、火入れした酒を「生もと純米初搾り」として発売いたしました。火入れは一回、活性炭無使用です。

 日本酒度+7 酸度1.7 と辛口です。昨年とほぼ同じ成分値で味わいも似ていると思います。(ALCOHOL15.4%)新酒らしい若い香りがあり、口に入れるとまず柔らかな甘味があり、そのあと後味をしめる酸があります。原酒版の「きんの介」は飲みごたえのあるタイプですが、こちらはアルコールを下げてある分飲みやすさがあります。

 

 

酒造年度 2020BY
日本酒度 +7
酸度 1.7
アルコール分 15.4
原料米  麹 誉富士
 掛 ひとめぼれ
精米歩合 70%
使用酵母 協会701号
税込み小売価格
1,800ml ¥2,420
720ml ¥1,210

純米大吟醸しずく取り 2018BY

2018年静岡県新酒鑑評会純米吟醸の部 会長賞受賞酒

 今年の純米大吟醸は鑑評会の審査で良い得点を得やすい甘口に造りました。 日本酒度-1.0、酸度1.6で酸がありますが、日本酒度はやや甘めです。 静岡酵母の醸したすっきりした香りがほのかにありいわゆる飲みやすい酒だと思います。

 春の静岡県新酒鑑評会では「吟醸酒の部 第三位」「純米吟醸の部 第10位」の成績でした。吟醸酒の部の出品酒も純米吟醸酒の部の出品酒も同じモロミからしずく取りした酒です。吟醸酒の部門の出品酒は吟醸酒の規定を満たす為に0.72ℓあたり0.1ccの特別本醸造(精米55%)をブレンドしましたが、どちらも実質的にほとんど同じさけです。

 今年は何故か「吟醸酒の部門」のほうでより高く評価されました。

 例年どおり静岡酵母「HD-1」での仕込ですが、今年の酒も昨年同様少しマスカットを思はせる吟醸香が特徴的です。くどさが無く食事の邪魔をしない香りだと思います。

 甘すぎず、香りもほどほどで食事にあう吟醸酒という設計に沿った酒になっていると思います。

 

酒造年度 2018
日本酒度 -1.0
酸度 1.6
アルコール分 17.5度
原料米 兵庫県産 山田錦100%
精米歩合 40%
使用酵母 静岡HD-1
税込み小売価格
1,800ml ¥8、800
720ml ¥4、400

杉錦 大吟醸 2012BY

 アルコール添加をした大吟醸は鑑評会出品のためにモロミを分画して少量造っていました。袋吊りをした出品用原酒の残りと舟搾りした原酒をブレンドしてあります。

 アルコール添加をしてあるので、酸は少なく甘味をかんじるおだやかな味わいです。香りは華やかではありません。旨味をかんじる飲みやすい酒です。

 通常の商品案内にも載せておらず、販売も力を入れずにほっておいたので、冷蔵庫の中で熟成する事になりました。ご興味のあるかたはお問い合わせください。

 

酒造年度 2012
日本酒度 +6
酸度 1.1
アルコール分 16.5%
原料米 兵庫県産 山田錦100%
精米歩合 40%
使用酵母 静岡HD-1
税込み小売価格
1,800ml ¥6,490

生酛中取り きんの介 2020BY

 2020BYの初仕込みを生生酛仕込みの純米酒で造りました。モロミを入れた酒袋から無加圧でにじみ出た原酒だけを瓶詰めしました。自然の乳酸菌を生かして醸す生酛ならではのコクをもった純米酒です。

 

 2020BYは完売いたしました。

 

酒造年度 2020
日本酒度 +7
酸度 1.7
アルコール分 18.6%
原料米 麹米 静岡県産誉富士100%
掛米 国産米100%
精米歩合 70%
使用酵母 きょうかい701号
税込み小売価格
1,800ml ¥2,640
720ml ¥1,430

米の花を紡ぐ物語 2018BY

 

「米の花を紡ぐ物語」は静岡県立藤枝北高校の活動「北高ストア」の商品として開発されたお酒です。志太地区の水田から採取した天然糀菌より安全性、酵素力テストに合格した菌を使い、高校生も醸造の手伝いをして造りました。

ネーミング、レッテルも高校生の手によります。教育活動の一環として高校生たちの創造性や企画力、チームワークを育むとともに、原料米に地元の酒米「誉富士」を使い、地域の醗酵文化の一層の発展と地域経済活性の一助になることを目指しています。

 

 酒、みそ、醤油などの日本の醸造食品に不可欠な麹菌を製造販売する会社は全国規模で商売をしている主要な会社が6社ほどあります。全国ほぼ全ての日本酒、味噌メーカーはこれらの会社が製造した優秀な種麹で醸造をおこなっています。種麹を販売する商売の歴史は古く室町時代にはすでに種麹屋があったといいます。麹の起源は稲穂についた麹菌であったようで、昔は各醸造所でそれぞれ独自の麹菌を保存していたようです。今回の企画は昔に戻って独自の起源をもつ麹で醸造をおこなってみたものです。

 昨年は女子高生の企画する酒という事でまずは無難に速醸酒母でやや甘口の純米酒にしたのですが、今年は山廃酒母を使い甘味はありますが、酸味もあるコクのある味わいです。

 藤枝セレクション2015 に選出されました。

藤枝ブランド推進協議会 (総括事務局 藤枝市産業政策課)により藤枝の優れた産物を藤枝ブランドとして発信する商品として「藤枝セレクション」に選出されました。

酒造年度 2018
日本酒度 +6
酸度 1.5
アルコール分 15.3%
原料米 静岡県産誉富士100%
精米歩合 70%
使用酵母 きょうかい701号
税込み小売価格
1,800ml ¥2,750
720ml ¥1,320