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飛鳥山を用いたオリジナルカクテル「審査員特別賞」に選ばれる

カクテルhonda_yuzuki  カクテルコンペティション_ho 3月12日に日本バーテンダー協会静岡県本部静岡支部主催のイベント「春夏夜会VI」が静岡センチュリーホテルで330名を招いて開催されました。

この中でおこなわれた「2017カクテルコンペティション」で静岡をテーマにしたオリジナルカクテルの募集がおこなわれ、杉井酒造の「純米本味醂 飛鳥山」と「米焼酎 才助」を使ったカクテルが出品されました。

 このカクテルは予め行われた厳正な予選の結果選ばれた4つのカクテルの一つとなり、当日来場のお客様15名からなる審査員の投票の結果「審査員特別賞」を受賞いたしました。

作品名は「柚月 YUZUKI」  製作者は静岡市内で学習塾を経営してる本田哲史さんで、杉錦を応援してくださる熱烈なファンでもあります。

材料とレシピは 米焼酎 才助 30ml、純米本味醂 飛鳥山 30ml、柚子果汁10ml、以上をシェイクします。

本田さんは作品に込めた意図と思いを以下のように語ってくれました。

「静岡をテーマとしたカクテルということで、すぐに”藤枝の杉井酒造で造られている味醂”が浮かびました。この味醂を使って、スイートベルモットのようなイメージでハードリカーと合わせてみてはどうかな?と思いました。すると今度は静岡の焼酎として、同じく”杉井酒造の米焼酎”が思いつきました。いくつかのリキュールとの試飲を重ねるうちに、フレッシュな柚橘との相性が良いのではないかと思うに至り、風味の良かった柚子を使うことになりました。柚子の香りと味醂の風味のよく、サッパリとした味わいと奥行きのある風味は、会うべくして出逢った三者だと思えるようになり、今回のカクテルコンペティションに応募するに至りました。静岡の蒸留酒と、静岡のリキュールでカクテルができるなんて、とてもうれしい気持ちです。

 名前の由来と特徴は、柚子とカクテルグラスに注いだ時の姿が、冬の夜空に浮かぶ白い月に思えたことから名付けました。

 通常のショートカクテルと比べると、味わいはしっかりとしていて、さわやかな後味があるものの、度数がそれほど強くない事も特徴です。」 以上本田さんコメント

カクテルの事はほとんど知らないのですが、自由に何でもできる代わりに、選択肢が多すぎると何を選んでどう混ぜるか選択が難しそうです。反面、定石レシピは確定していてオリジナリティの発揮も難しそうです。

 今回は飛鳥山味醂と 杉錦米焼酎の素材の良さをうまく引き出した作品が評価されて醸造元として大変うれしいです。実は私はまだ味わっていないので、柚子を買ってきて試してみます。皆さんもぜひオリジナルカクテル試してみてください。

 

投稿日時:2017年3月14日(火)│
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