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みりん粕「こぼれ梅」のご案内

みりん粕は もち米 米麹 米焼酎 をタンクで60日ほど寝かせた“みりんモロミ”を搾ったあとに残る粕で「こぼれ梅」と言われます。みりんモロミには清酒モロミのように大量の酵母を含まないので、酒粕のように酵母の自己消化によって出てくるアミノ酸などが少なくさっぱりした甘味があります。粕歩合は40%以上あり残存するデンプンや糖質が多いのも特徴です.昨年NHKのテレビで紹介された事が影響して関心を持つ方が増え問い合わせの電話が増えています。

 酒粕とくらべ淡泊な味わいでほのかな甘みがありそのまま食べてもおやつになります。(アルコールを6%ほど含むので子供や運転には注意してください。)

 食材としての利用方法はいろいろで、他の食材にブレンドする事でクッキー、ケーキなどに独特の風味が生まれます。デイップソースやドレッシングに混ぜたり、回鍋肉のソースの甘味つけなど甘味料としての用途や酒粕のように甘酒にしたり、奈良漬けの酒粕に混ぜるなど食材として多用な可能性があります。

 みりん粕は毎年6月末頃に出ます。販売はこの時期から10月くらいまでを予定しています。500g入りを基本に考えていますが、業務用などたくさんほしい方には20kgもあります。

 みりん粕は酒粕と比べ着色の進み具合はゆるやかで、軟らかくはなりません。

室温流通が可能ですが、冷蔵が望ましいです。表示は要冷蔵10℃以下で賞味期間は12月まで(6カ月)としてあります。香りが少しずつ変化するので、長期保存する場合は冷凍が一番確かです。

 あまりなじみの無い食材なので、今シーズンはご注文頂いた場合サンプルを付ける予定です。運賃がかからないように一升瓶の間に入れて送りますので少量でもお試ししてみてください。

投稿日時:2015年7月24日(金)│
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