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静岡地酒研究会 山おろし体験会

IMG_1625    鈴木真弓さんの主催する静岡地酒研究会20周年記念イベントの一環として、10月1日の映画「世界が恋する日本酒」の上映、トーキングセッションに続いて、10月2日に杉井酒造で酛すり「山おろし」を体験する会を午前と午後の2回に分けて開催しました。前日から静岡入りした遠方のかた、地元のかたにご参加頂きました。

 今回みなさんですった酛を使った酒を年末には静岡地酒研究会ラベルで発売する予定です。

 そもそも静岡を代表する酒は淡麗、低酸で静岡酵母の吟醸香のある静岡型吟醸ですから、今回「酛すり体験会」と20周年記念酒のお話を頂いて、少しとまどいもありますが、せっかくのお話なのでやらせて頂く事にしました。

 「生酛」という言葉から抱くイメージは日本酒ファンの方それぞれ、いろいろだと思います。しかしやはり何か日本酒が本来もっていIMG_1630る神秘や魅力が秘められているような感じがします。生酛造りと静岡酒という組み合わせは難しいテーマですが、とにかく挑戦してみます。

 この記念酒は原料米が、誉富士60%精米(酒母のみ70%精米) 静岡酵母HD-1 生酛純米という規格です。年末には生酒、年明けには火入れで出荷する予定です。

 そもそも生酛における「山おろし」は厳冬の低温のもとでやらないと、酛の経過がうまくいきません。また10月初旬には酒米の新米はまだ田んぼにあります。

 今回の「山おろし」は昨年の古米の誉富士を使って、冷蔵庫の中でやりました。酛はそのまま冷蔵庫内で育てます。狭い冷蔵庫で仕事はやりにくい環境です。

酒造りについては、話に聞いたり、本で読んだりしても実際に体験してみないとよくわからない事がたくさんあると思います。今回の「もとすり」もやってみると蒸し米の手ごたえ、かおり、櫂棒の重さ、など醗酵と酒造りが部分的ですが体感できたと思います。

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投稿日時:2016年10月5日(水)│