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「生酛」の記事を表示

2021BY きんの介 初搾り 発売

  今季造りの新酒第1号として今年も表題のお酒2品を発売したします。 ここ3年ほど生酛酒母の仕込み後に現れる、亜硝酸反応を確実に出すための仕込み条件を確定しようと実験を行っております。亜硝酸反応...(続きを読む)

投稿日時:2021年11月3日(水)│

自然栽培米の酒 発売

 新しい試みとして「自然栽培米」を使った酵母無添加の生酛を造りました。「自然栽培」というのはいわゆるオーガニック栽培なのですが、農薬を使わないだけでなく、有機肥料も一切使わず自然界から供給される窒...(続きを読む)

投稿日時:2020年12月23日(水)│

生酛と亜硝酸反応

   生酛は仕込と同時に乳酸と酵母を添加してアルコール醗酵を始める「速醸酒母」と比べると酒母の中で進行する微生物の活動が複雑で管理が難しくなります。速醸酒母では麹から抽出される糖化酵素による糖...(続きを読む)

投稿日時:2020年10月14日(水)│

2019年の酒造りを始めました。

 今年も9月2日に蒸米を麹室に引き込んで酒造りを始めました。例年と同じく、まずは冷蔵庫の中で生酛を育てています。この酛は 純米原酒「きんの介」として11月末に発売予定です。  さて生酛造りの話題...(続きを読む)

投稿日時:2019年9月21日(土)│

杉錦 静岡地酒研究会20周年記念酒(割水火入版)発売

 鈴木真弓さんが主宰する「しずおか地酒研究会」の20周年記念酒と銘打って杉井酒造で生酛純米酒を造らせて頂きました。静岡の酒米「誉富士」静岡酵母「HD-1」を使った生酛純米酒です。年末に搾りたてを生...(続きを読む)

投稿日時:2017年2月1日(水)│

1月仕込再開 

 杉井酒造では毎年12月は仕込を休みます。11月下旬から芋焼酎の仕込があり(静岡県の甘藷の収穫は遅くて11月がピークです。)12月は出荷が忙しいので、仕込を中断します。12月は年明けに使う 純...(続きを読む)

投稿日時:2017年1月5日(木)│

静岡地酒研究会 山おろし体験会

    鈴木真弓さんの主催する静岡地酒研究会20周年記念イベントの一環として、10月1日の映画「世界が恋する日本酒」の上映、トーキングセッションに続いて、10月2日に杉井酒造で酛すり「山おろし」を...(続きを読む)

投稿日時:2016年10月5日(水)│

生酛・山廃造りの良さは何か5

 「生酛・山廃造りの良さは何か」というテーマで 麻井宇介 吉田集而 の対談を4回ほどに分けて掲載しました。  対談のとおり御二人とも現代の酒造りの方向性に批判的です。  日本酒はかって微生物の...(続きを読む)

投稿日時:2016年3月6日(日)│

生酛・山廃造りの良さは何か5

 前々回に続いて 麻井宇介 吉田集而 の対談を掲載します。 麻井 端的にいえば、これはウイスキーのカテゴリーにグレイン・スピリッツが乗り込んだ事件です。その為には、グレイン・スピリッツをウイスキ...(続きを読む)

投稿日時:2016年2月17日(水)│

生酛・山廃造りのよさは何か4

 前回に続き 吉田集而 麻井宇介の対談を掲載します。 麻井 世間でいうように日本酒の極致は吟醸酒だと、僕はけっしてそうは思っていないけれども、お米から造るお酒で、しかも糖化の段階では微生物のアミ...(続きを読む)

投稿日時:2016年2月2日(火)│

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