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静岡山田錦で純米吟醸に挑戦

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 全国的に、山田錦を各地で栽培するようになっています。静岡県JA大井川にも、焼津地域酒米研究会という組織が数年前にできました。会員農家の方は現在10名で、今年の作付けは山田錦935a、五百万石624a、また昨年の集荷は山田錦531俵 五百万石425俵でした。できた酒米は、静岡県内約10の蔵元で酒になっています。

 田植え、夏の田んぼの見学、稲刈り、反省会等の農家と蔵元の交流会をJAが設定してくださり作付面積も年々増加傾向です。

 私の蔵では、今年初めて静岡山田錦を50%精白した純米吟醸を、3本(700kg)仕込んでみました。

 実は前年、造りの後半になって、ある取引業者から兵庫の山田錦が余っていて安く買えるというお話を頂き、試しに買ってみました。しかし、届いた50%精白の白米は割れが多い物でした。それでも気をとりなおして、造りの最後に手を抜かず、しっかりした仕込みをしようと造りに臨みました。モロミの経過は順調でしたが、一番最後にやや切れが悪くなり、酒には少しオリのクセがでました。この時の米と酒の品質の関連は、はっきりしませんが、安物買いにはリスクが伴うと反省しました。

 静岡の山田錦は、兵庫の山田錦とくらべ価格的にはそう安いわけではありません。しかし、いろいろな業者を渡ってくる米とくらべれば、安心感があります。

 今年の造りの静岡山田錦3本のモロミはいずれも順調で静岡型の味のしまった純米吟醸になりました。2004年の6月現在蔵元から出荷しているのは、この静岡山田錦の純米吟醸です。

投稿日時:2003年6月30日(月)│
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